2025年9月1日(月)鑑賞 刈谷日劇(スクリーン1 E-6)
2025年7月4日(金)公開 / 上映時間:126分 / 製作:2025年(日本) / 配給:東映
【監督】 山元環
【キャスト】
茨城・砂浦第三高校
 溪本亜紗:桜田ひより / 飯塚凛久:水沢林太郎 / 山崎晴菜:河村花 / 広瀬彩佳:増井湖々 /
 深野木乃美:安達木乃 / 綿引邦弘:岡部たかし
茨城・その他
 飯塚花楓:工藤遥 / 花井うみか:堀田茜 / パーソナリティ:小林涼子
長崎・泉水高校
 佐々野円華:中野有紗 / 武藤柊:和田庵 / 小山友悟:蒼井旬 / 福田小春:早瀬憩
長崎・その他
 才津勇作:近藤芳正 / 円華の母:中原果南
東京・ひばり森中学校
 安藤真宙:黒川想矢 / 中井天音:星乃あんな / 森村尚哉:上川周作
東京・御崎台高校
 輿凌士:萩原護 / 柳数生:秋谷郁甫 / 市野はるか:朝倉あき
その他
 溪本亜紗(子供時代):松井彩葉 / 都知事の声:清水ミチコ / 総理の声:ビスケッティ佐竹
【あらすじ】
亜紗(桜田ひより)は茨城県の砂浦第三高校の二年生。顧問の綿引先生(岡部たかし)のもと、天文部で活動している。コロナ禍で部活動が次々と制限され、楽しみにしていた合宿も中止になる中、望遠鏡で星を捉えるスピードを競う「スターキャッチコンテスト」も今年は開催できないだろうと悩んでいた。真宙(黒川想矢)は東京のひばり森中学の一年生。新入生のうち唯一の男子でありコロナでサッカーをできないでいる。円華(中野有紗)は長崎・五島列島の旅館の娘。高校三年生で、吹奏楽部。旅館に他県からのお客が泊っていることで親友の小春(早瀬憩)から距離を置かれ、やりきれない思いを抱えている時に、柊(和田庵)に天文台に誘われる。コロナ禍で行動が制限される中で、亜紗たちがオンラインで開催した「スターキャッチコンテスト」でそんな生徒たちがつながっていく・・・
【感想】
この映画は、最近気になっている桜田ひよりが主演ということと、原作が辻村深月の作品だということ、コロナ禍での学生たちの思いがテーマだったので観たいなぁと思っていた映画でした。しかし、大きな映画館での上映が終わってしまい、映画館で観る機会を逸したかなと思っていたところ、県内で唯一刈谷市の小さな映画館でまだ上映していることがわかったので観てきました。

コロナ禍の話なので登場人物がみんなマスクをしていることと、複数の地域や学校での話に飛んだり登場人物が多っかたりということで、最初はストーリーを把握していくことが難しくて、ストーリーを掴み切れない感じでした。しかしオンラインでの「スターキャッチコンテスト」で皆がつながってくるようになると、それまでのわかり難かった部分が一気にクリアになり、登場人物の個性が生きてくるようになりました。

コロナ禍での学生たちは、いろんな制限や制約によって抑圧された日々を送っていたことがわかりますし、それでも何かをして納得できる時間を過ごそうともがいていたのだろうなと察せられます。そして、どんな環境でも自分次第でその時間の評価は変えられるということを教えてもくれます。コロナ禍での学生たちの思いを記録するひとつの手段としていい映画だったと思います。

桜田ひよりは、主役といいながら茨城の高校で真ん中にいるだけで、それぞれの学校では別の主役がいるので思ったよりは存在感が感じられなかったのが残念でした。

刈谷日劇という初めて訪れた映画館は、さびれたビルの5階にあって最初は戸惑いましたが、映画館の中にはいるとレトロでアットホームで親切なスタッフさんの映画館で、映画通が選ばれた映画をゆっくりと楽しむという味のある映画館でした。私はネット予約で席を選んでチケットを事前購入していましたが、窓口に訪れたお客さんはお金を払うだけで、席はご自由にというシステムでした。私の席には予約席という札が置いてあって、他の人が座ることがないように配慮されていました。ペットボトルの飲み物は持ち込みOKですがホルダーが無いので置き場所に悩みます。スクリーンは二つで、この映画が上映されたスクリーン1は76席。ど真ん中に座りましたが、スクリーンは思ったよりも小さくて暗い感じだったので、できるだけ前の席で見るのが良さそうでした。トイレは待合エリアには無くてスクリーン室の中にあるので、上映を待っている間にトイレに行けないのはちょっと不便です。今日のこの映画の観客は私を含めて9人。ほとんど年配の方ですが、大きな映画館で上映された時期遅れのこの映画にしては9人もの観客が入っているのはちょっと驚きでした。待合エリアからは名鉄電車の刈谷駅を眺めることができますし、なんか心落ち着く映画館でした。
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。