2025年11月12日(水)鑑賞 イオンシネマ岡崎(スクリーン6 G-8/9)
2025年10月31日(金)公開 / 上映時間:120分 / 製作:2025年(日本=タイ) / 配給:KADOKAWA
【監督】 ウィーラチット・トンジラー
【キャスト】
 ソウタ(廣木壮太):森崎ウィン / カイ(杉浦海):向井康二 /
 サン:ミーン・ピーラウィット・アッタチットサターポーン / ワタル:藤原大祐 /
 ヒカリ(原島星):齊藤京子 / トイ:ファースト・チャローンラット・ノープサムローン /
 スマイル:ミュージック・プレーワー・スタムポン / ルーク:逢見亮太 /
 廣木泰子:筒井真理子 / ジン(神勝彦):及川光博
【あらすじ】
バンコク勤務を命じられた真面目な研究員・ソウタ(森崎ウィン)は、現地での初日、大学時代に突然姿を消した初恋の人・カイ(向井康二)と奇跡的な再会を果たす。カイはバンコクでカメラマンをしながら音楽活動を続けていた。喧騒と静寂が入り混じり、東京とは違う時間が流れるバンコクの街で、ソウタとカイの距離は次第に縮まっていく。ソウタはカイへの変わらぬ思いを再認識しながらも、本当の気持ちを胸の奥に押し込めてしまう。一方、カイは大学時代に作った未完成の曲に、いまだ手をつけられずにいた・・・
【感想】
長女が観たいと言っていたので、ふたりでレイトショーを観てきました。観客は我々以外は3人だけでしたが、すべて女性でした。さすがにこの映画はオッサンひとりでは足を運ばない映画だと思います。私も長女に観たいと言われなければ観に来ることはなかったと思います。なお、パンフレットは1,500円もしたので購入はやめました。

お互いに好意を持っていながら、なかなか自分の気持ちを伝えられないというピュアなラブストーリーです。ソウタとカイはお互いを好きだと言う気持ちがありながら、ボーイズラブということでソウタは告白することに大きな躊躇いを感じ、カイは普通に女性と結ばれることを望むソウタの母親の気持ちを知ってソウタの前から姿を消そうとしたり、見ていてちょっと切なさを感じる内容ではあります。まわりの人たちは、ソウタとカイの関係に好意的な目を持っているので、そこまで気にすることなく自分の思いを伝えればよいのにとは思ってしまいましたが、実際にはなかなか難しいのだろうなとも思いました。

この映画では、ふたりは男同士だからこその障害を置くことで、お互いの伝えられない恋心をよりピュアに伝えたかったのだと思いますが、これは男女の関係でも多かれ少なかれあることで、そういう意味では誰にでもありそうな切ない恋心を描いているとも言えます。

ちょっとストーリーが上っ面すぎるのではと思ったり、タイであんなに簡単にソウタがカイと出会えるわけがないとか、自分の気持ちをちゃんと伝えていなかったのにカイに逆ギレしてしまうソウタはないだろうとか、ちょっとひっかかるところもあって、面白くて高評価という感じの映画ではありませんでしたが、ピュアラブストーリー自体は悪くなかったし、森崎ウィンが今までのイメージとは異なって可愛らしくてとてもいい雰囲気を出していたし、カイのソウタへの思いを表現した「LOVE SONG」を歌うシーンはとても良かったので、優しく見守ってやりたい思える映画でした。
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。